【目次とポイント】

  1. 「キャリアアップ助成(社会保険適用時処遇改善コース)」とは

  2. 手続きはどうすればよいか

  3. よくある質問

  4. まとめ

 

1.「キャリアアップ助成(社会保険適用時処遇改善コース)」とは?

 

年収106万円を超えて働くなどして新たに社会保険適用となった労働者の収入を            増加する取組を行った事業主に助成されます。

 

事業主はどうすれば良いの?

「社会保険適用時処遇改善コース」には、

①手当等支給メニュー

②労働時間延長メニュー

③併用メニュー

の3つが設けられています。

 

 

①手当等支給メニュー

年収が106万円を超えて社会保険に加入した労働者に対して、手当(※)の支給

などで収入を増やす取組を講じた事業主に、労働者1人当たり3年間で最大50万円

の助成金を支給します(助成額は中小企業の場合。大企業の場合は4分の3の額)。

 

 

 

③併用メニュー

1年目に賃金の15%以上分を従業員に追加支給した場合に、労働者1人当たり20万円

(大企業は15万円)を支給します。2年目に週所定労働時間を4時間延長させるか、

週所定労働時間の延長と賃金の増額を組み合わせる措置を行った場合、労働者1人当

たり30万円(大企業は22.5万円)を支給します。

 

 

メニュー決定に際しての留意点

同一の事業所内で、対象労働者ごとの事情に応じて異なるメニューで取り組んでも問

題ありません。取り組むメニューを決定するに当たっては、各企業において事業主が、

対象労働者の働き方の希望を把握し、仕事内容や処遇などについて話し合い(面談)

を実施するなどの対応により、ニーズを踏まえながら決めていただくことがポイントです。

 

 

図は政府広報から引用nensyu04_2

 

 

 

 

 

 

 

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